CB250N

sanctum

2007年03月08日 23:06

大学に入学して二輪クラブに入部、中型免許を取って初めて手に入れたのは先輩から5万で譲ってもらったCB250Nというバイク。

  

1979年に発売されたこのバイクはその一昔前に流行ったホークⅢ系の末裔で、よりスポーツ性能を重視したスタイルと機能をもってリリースされたチビCB900Fボルドールみたいなもんでした。
ちなみに私が大学に入学したのは1985年で、その数年前にCBR400FというREVを搭載したバイクが当時爆発的に売れていましたが、その速さとスタイルは『N』とは異次元のもので、年式は数年しか違わないものなのに、その性能は月とスッポンでした。

  

ビギナー&型落ちバイクで先輩のリッターバイクやレーサーレプリカについていける筈もなく、いつもお荷物状態の『N』乗りでした。
それでもバイクに乗れるだけで嬉&楽だったので、本人はいつもフフフゥ~ンの脳天気状態で、MY BLUE 『N』をこよなく愛しておりました。

そんな愛車に最後が訪れたのは突然でした。
アパートの駐輪場に置いていたバイクが盗難。
警察に届け、先輩や同輩と探し回ってもなかなか見つからず、警察から数日後に連絡があって車両が見つかったので見に来いとのこと。
警察署の事故車両などが置かれている駐車場に案内されてみたものは見るも無残な『N』の姿、
タンクは色彩感覚豊かな色に塗り替えられ、ハンドルは遊園地の遊具みたい、空でも飛べそうなリアウィング、、、ここまでなら直せもしますがコケてフレームが歪んでる、、、

短い交際でしたが、楽しい日々でした。
ありがとな『N』(涙)
さらば MY BLUE 『N


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